競馬は儲かる

まず、「競馬は儲かるか?」という基本的なことについて考えてみましょう。

 

中央競馬(JRA)の場合、トータリゼータ(パリミュチュエル)方式を採用しています。
これは、皆さんが賭けた総額からJRAが一定率の金額を控除した残りの金額を的中者で分配することで払戻しが決まるシステムです。JRAの場合、控除率が25%(単複20%)と決まっています。(要は、JRAに控除率分をピンハネされているわけです。法改正が決まりましたが・・・)
では、この控除率は果たしてどの程度のものなのでしょうか?

 

「ツキの法則」(谷岡一郎著 PHP新書)によると・・・
  ・ルーレット/丁半ばくち/スロットマシン → 約4〜5% (カジノって意外と薄利多売なんですね)
  ・パチンコ → 約3%  (パチンコ屋さんも薄利多売ですね)
  ・競馬 → 約25%  (公営ギャンブルは控除率が高い!)
  ・宝くじ → 約54%  (さすが、銀行。半分以上が控除とは・・・銀行儲けすぎ!)
 つまり、長く続けていくと確実に負けるギャンブルという意味では、
   宝くじ >> 競馬 >> パチンコ(ルーレットなど)
 となるわけです。
 「競馬」とは宝くじよりはマシだが、大抵の人が「負け組」となる。
 非常に勝ち続けるのが難しい効率の悪いギャンブルであると解説されています。
 (大数の法則により、普通にレースをし続ければ、回収率75%に収束していくため)

 

 ※大数の法則・・・例:サイコロの目の確立1/6は回数を増やすほど1/6に近づく

 

 ※「ツキの法則」(谷岡一郎著PHP新書)は、「むらけん」オススメの一冊です。

 

結論から言うと「大抵の人は負ける」ということになります。確実に儲かるのはJRAだけ!
やはり・・・自分もそうだしなぁ(ーー;)

 

しかし・・・
確かに勝ちつづける確率に低い競馬ですが、実際には「勝ち組」になっている人達がいるのも事実だと思います。(実際に自分が勝ち組ではないから断言する事は出来ないのが悲しいが・・・)
そのあたりは、次の「競馬の勝ち組」で考えてみたいと思います。

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